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【試作】通電リレーラー通電動作試験=その2=


【試作】通電リレーラー通電動作試験=その2=

【試作】通電リレーラー通電動作試験から続く

前回通電試験を行い動作については確認する事が出来ました。
しかし、横転する事象が続き原因を探していました。

第1にレールに乗らずに倒れる。
第2にリレーラーから外れる。

この2点が主な理由でした。

レールに乗らない点は、真ん中の板にガイドを付けてみましたが、当初取付けた位置が良くなく意味がありませんでした。
ガイドの位置を移動する事で、レールに乗る確率が上がりました。
所が今度はリレーラー上で横転する様になってしまいました。

この点につては直ぐに原因が判りました。理由は単純でした。
手前に設置したガイドに車輪が乗り上げ横転していました。

横転対策として、外側にガイドを設けて台車の向きを直すようにしました。
結果として、第2の原因のリレーラーから外れる点が改善されました。
しかし、レールに乗らない点の解決には至っていません。

確認する向きを変えることで、原因が判明しました。
原因は中板のガイドの位置が良くなくレールに乗っていませんでした。
中板の幅を当初5㎜としていました。これは、車輪が乗り上げ無い様に考慮した結果でした。
これが逆にガイドの意味をなしていませんでした。

話題休眠。

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話を戻して。

原因が判明し、対策を考えました。最初は中板を延ばす事で検証しましたが、改善はするものの、レールに乗る確率は半分程度でした。
そこで、車輪のバックゲージを測定した所、大体8㎜程度でしたので中板の幅を7㎜とし、厚みを0.3㎜厚くしてみました。

この対応でかなりの確率でレールに乗る様になりました。
最後に残った問題が、中板に付けたガイドに後ろ側の台車がきちんとはまらず、引っ掛かりました。
この点は、ガイドを延ばす事で対応出来そうです。
以上の対策をしたものが下記の写真となります。


下記に概要の設計図を載せておきます。

下が当初の設計で、上が対策をしたものに成ります。

現状では、サーフェイサーで下地処理だけして動力台車などが接触するので、ガイドを削り調整してからアルミ箔を貼って動作試験をする予定です。

次回は、動作確認編です。

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